ヨーロッパ発のネットワークビジネス

外資系のネットワークビジネスの会社と言えば、アメリカ発のネットワークビジネスが多いです。

実際にネットワークビジネスの市場規模、地域別の売上では、アメリカ、日本や中国を含むアジアが大きく、ヨーロッパの市場規模はそれほど大きくありません。

そんな中でヨーロッパで約4億ユーロ(400億円〜500億円)を売り上げて欧州最大級のネットワークビジネス企業となり、2015年にアメリカ、日本を含むアジアに本格的に進出を始めたPMインターナショナル社が話題になっています。

ヨーロッパで400億円〜500億円という売上は全世界にオープンしている大手外資系ネットワークビジネス企業でも中々ない売上です。

それほど市場規模が大きくはないヨーロッパでそれだけの売上を上げている会社なので、アメリカや日本、アジアにオープンすれば更に大きな売上になる可能性は十分に考えられます。

PMインターナショナル社は2015年9月に日本グランドオープン予定になっているようで、2015年に入ってから多くの人がビジネスに参入しはじめているようです。

PMインターナショナル社の詳細

在宅ネットワークビジネスのインターネット自動構築への疑問

インターネット上には
「在宅でネットワークビジネスが出来ますよ」
「友人・知人を勧誘しなくても出来ますよ」
「インターネットで自動構築」などと
「楽して儲かる」系の売り文句
インターネットで集客しているサイトやブログが多数あります。

「誰も勧誘せずに自宅でインターネットで
ネットワークビジネスを行って多額の収入を得られますよ」

「誰にも断られずに済みますよ」

「セミナーやミーティングに行かなくて良いです」

などというので興味を持たれる方がいるから
そういうサイトが多数あるのでしょうが、
果たしてそれは本当なのでしょうか・・・

もし、友人・知人への口コミが一切なしで、
完全に在宅のインターネットだけで会員数・売上が増えていくのであれば、
会社側からすればわざわざネットワークビジネス形態にして
多段階に渡って売上の数十%〜50%以上もを
会員(ディストリビューター)に還元せずとも、
インターネット通販形態にし、アフィリエイトだけでも
同等の売上を上げられることにならないでしょうか?


物販アフィリエイトの報酬率は概ね売上の1%〜数%程度、
高くても5%〜10%程度が良いところです。

もし会員の誰もが誰も友人・知人を勧誘せず、
インターネットのサイトやブログで集客でき、
それだけで口コミと同じ売上・会員数になるのであれば
会社側からするとネットワークビジネス形式にして
売上の数十%〜50%以上もを還元するメリットなどない
のではないでしょうか。

もし、インターネットだけで売上・会員数が増えるのであれば
会社側からすると自社サイトで集客するか、
数%〜5%程度還元すれば良いアフィリエイト形態にすればよいのではないでしょうか。

それが無理だから数十%〜50%以上も
口コミで拡げてくれる会員に還元する
ネットワークビジネス形態にしているわけで、

全員が「勧誘しなくても出来ますよ」
「インターネットで自動構築」
などというのはほぼ成り立たない
のではないでしょうか。

日本にネットワークビジネスの会社は数千社あるとも言われていますが、
日本で年間売上100億円を超えている会社は20社程度しかありません。
数千社の中の20社ですので、1%未満です。
逆に言うと、ネットワークビジネスの会社は99%以上は
年間100億円の売上を上げられないまま潰れたり、小規模で安定してしまいます。


「立ち上げ・オープン前・第一次募集・縁故募集だから今がチャンス」
などと謳っている会社は常に数多くありますが、
潰れる会社や売上が大きくならない会社のビジネスに
早期に取り組んでも先行者利益などまずありません。

そのため、ネットワークビジネスに取り組む際はまずは会社選びが重要となります。
ネットワークビジネスの選び方

そして、その年間100億円以上を売り上げている会社の中で
「勧誘しなくても出来ますよ」
「インターネットで自動構築」
など「楽して儲かる」系の売り文句でインターネットで集客して
それだけで売り上げている会社というのはないはずです。
(そういうやり方をしている一部グループが存在する可能性はありますが、
あくまでごく一部のグループが会社と関係なく独自に行っているだけであることでしょう)

つまり、「勧誘しなくても出来ますよ」
「インターネットで自動構築」など
インターネットで集客を売りにしている会社というのは
売上が大きくなっていない会社
が多いのではないでしょうか?

そもそも、そういう「楽して儲かる」系の売り文句で集客できるのは
「楽して儲けたい人」が主で、そういうサイトやブログを見て
「その製品を使いたい」という愛用者が大勢集まるでしょうか?


ネットワークビジネスはビジネスメンバーだけでは成り立ちません。

(成り立たせようとすると無限にビジネスメンバーが増え続けねばならず、
もしそれが成り立つのならねずみ講も成り立つことになってしまいます)

総会員の内、少数のビジネスメンバーに対し、
大多数の愛用者会員が存在するからこそ、
ビジネスメンバーは収入を得られるわけです。

ビジネスメンバーしかいない組織は大抵下から崩れてしまいます。

日本でネットワークビジネスに登録している人の約75%は女性で、
若い層より50代以上が占める割合が高い訳ですが、
インターネットで「楽して儲かる」系の売りで
比較的若い「楽して儲けたい」という人をある程度集めることが出来たとしても、
消費の中心である50代以上〜団塊の世代の愛用者層を
インターネットだけで増やせるでしょうか?


もし、完全に友人・知人への口コミなしで
在宅でインターネットだけで
50代以上〜団塊の世代の方を集客でき、製品が売れたり、
愛用者会員を多数作れるのであれば、

会社側としては自社サイトでのネット通販とアフィリエイトでも
その売上・会員数を作れるということになってしまいます。


ということは、完全在宅のインターネットでの活動だけでは
ビジネスメンバーは多少は集客できても愛用者が出来ずに
売り上げは大きくは上がらないのではないでしょうか?
売上が伸びないということは収入も大きくならないということです。

そして、現実にネットワークビジネスの売上ランキングを見ても
そういう(やり方をしているグループがメインの)
企業は売上上位に入ってきてはいないのです。

ネットワークビジネスにインターネットを活用すること自体は可能です。
インターネットを活用して人脈を拡げたり、
見込み客(プロスペクト)を作ることもやり方次第で出来ることでしょう。

しかし、ネットワークビジネスはコミュニケーション・ビジネスであり、
在宅でインターネットだけで完結出来るのでしょうか。

もし完全在宅でインターネットだけで完結し、
それだけで組織が伸びて売上が増え、収入が増えるのであれば
会社側としては数十%〜50%以上も還元するのをやめて
自社サイトで直接集客するか、
5%程度還元すれば十分なアフィリエイト形式にするでしょうし、

誰もわざわざ時間や交通費など経費をかけて人に会いに行ったり、
セミナーやミーティングなどを行ったりしないことでしょう。

それらの(面倒な)ことを会員(ディストリビューター)が行って
口コミで売上を上げてくれるからこそ
会社側としては売上の数十%〜50%以上を会員に還元している
わけです。

もしインターネット上だけで完結し、
口コミと同等の売上になるのであれば
会社側としては売上の数%〜5%を還元すればよい
インターネット通販+アフィリエイトで十分ではないでしょうか。

ネットワークビジネスは決して楽して儲からないのです。
どの会社でもコツコツ仕事として取り組んでいる人が成功しています。

一攫千金、楽して儲かる系の売り文句で組織を作ろうとしている人は
次から次へ会社を変えて「立ち上げだから今がチャンス」
「オープン前だから今がチャンス」「縁故募集が○○までだから今がチャンス」
などと同じことを繰り返している人が多いようです。

インターネットを活用すること自体はネットワークビジネスでも有効でしょうが、
インターネットだけで完結する、完全在宅、自動構築などというのが成り立つのかは疑問です。

ネットワークビジネス売上ランキングから分かること

ネットワークビジネス売上ランキングを見てみると分かることが色々とあります。

日本のネットワークビジネス(MLM)の会社は
数千社〜5千社近くあるとも言われていますが、
その中で年商100億円を超えている企業はわずかに20社程度です。

数千社以上の中での20社程度なので、1%未満ということになります。

ネットワークビジネスをやっている人は
「とても良い製品ですよ」「よいビジネスですよ」と伝えてこられるわけですが、
実際に売上が上がっている会社というのはごく一部しかないということです。

伝えてこられる方は「特許が・・・」「製法が・・・」とか、
「○○という体感が多いのですよ」(効果・効能を語るのは薬事法違反ですが)
などと製品の良さを伝えてこられますが、
まともなネットワークビジネスの会社の製品であれば、
それなりに良い製品であることは当たり前のことです。

良い製品であれば売れるという訳ではないのは一般流通でも
ネットワークビジネスであっても同様です。

どれだけ良い製品であっても売れない・口コミで拡がっていかない・
売上が上がらない製品はビジネスとして取り組む場合、良い製品とは言えません。

仕事としてネットワークビジネスに取り組む場合、
良い製品というのは売上が上がる製品だと言えるでしょう。

いくら特許を持っていようが、権威ある博士が開発していようが、
売上が上がらない製品を扱う仕事では収益には結びつきません。

愛用者としてネットワークビジネスに参加する場合は
自分が気に入った製品を使い続ければよいわけですが、
仕事としてネットワークビジネスに参加する場合は
売上が上がっている会社の仕事に参加する方が良い
といえるでしょう。

しかし、いくら大きな売上が上がっていても、
ネットワークビジネスの売上ランキングを見てみると
年商100億円を超えている会社の多くが売上が前年度より減っているのが現状です。

2010年や2011年のネットワークビジネス売上ランキングを見てみると
年商100億円を超えている会社で売上が前年度より増えている会社は数社しかありません。
増えていると言っても数%程度ですが。

売上は大きくなっているものの、対前年比がマイナスの会社の場合、
既に飽和状態だったり、安定期に入って売上が徐々に落ちていっている場合が多いです。
設立されて(外資系の場合は日本に入ってきて)10年以上経過している会社に良く見られます。

そういう会社の場合、新たに入ってくる人よりやめていく人の方が多いということで、
グループ単位だと今でも組織を伸ばしている人はいるでしょうが、
会社全体でみるとやめていく人の方が多い状態にあるということです。

今から新たにネットワークビジネスに取り組もうという場合、
製品を使う分には安定期の会社の製品でももちろん良いですが、
仕事として取り組んで収入を得ようとするのであれば
既に安定期・衰退期に入っている会社のビジネスはタイミング的に遅いという場合もあり得ます。

他の人たちの組織がどんどん縮小している中で、
自分の組織だけ伸ばすことが出来れば
成功することは不可能ではありませんが、
それが出来る人というのはごく一部の特別な人だけでしょう。

では、売上がまだ少ない会社・立ち上がったばかりの会社の方がチャンスがあるかというと、
そのような会社で年間売上が100億円を超えるようになる会社は1%未満のため、
可能性はあるにせよ、リスクは高いと言えます。

過去にも良い会社・良い製品・良い報酬システムの会社でも中々伸びずに
潰れたり、外資系の場合日本から撤退したり、他社に吸収されたりした会社は多数あります。

仕事として取り組んで頑張っても会社がなくなってしまえば
それまでの努力は水の泡になってしまいます。

「いまは縁故募集だからチャンスですよ」
「プレオープンだからチャンスですよ」
と早いタイミングであることが売りのネットワークビジネスの会社は常にありますが、
その中で売上が大きくなり、長期安定経営するような会社はごく一部なのです。
大きくならない会社に早いタイミングで参入しても先行者利益など存在しません。

ネットワークビジネスに参加するのであれば、
大きな売上を上げ、その後も長期安定経営するような優良企業で、
まだ安定期・衰退期に入っておらず、伸びている会社
を選ぶことが重要だと言えることでしょう。

ネットワークビジネスの会社には売上を非公開にしている会社も結構あり、
雑誌などが掲載するネットワークビジネス売上ランキングの数字上では
推定の売上しか掲載されておらず、実際には伸びている会社というのも存在はしていますので、
そういう伸びている会社を選ぶというのも一つの手段であることでしょう。

ネットワークビジネス売上ランキング

日本のネットワークビジネス売上ランキングを見ると、

首位は依然、日本アムウェイなものの978億6500万円、
対前年比−9.5%とついに1000億円を割ってしまいました。

ニュースキンジャパンも431億円と微減の流れは続いています。
ニュースキンジャパンの最盛期だった1998年からは
売上がほぼ半減してしまいました。

ネットワークビジネス売上ランキングの中で目立つのは
ニューウエイズジャパンが対前年比−40%と大幅に売上を落とし、
324億6000万円となってしまっている点です。

一昨年の業務停止の後、売上をどんどん落としてはいましたが、
現在は株のストックオプションをめぐる元ニューウエイズの
トップディストリビューターとの訴訟などは現場のメンバーたちに
相当な影響を与えていることが考えられます。

実際に、ニューウエイズでタイトルを達成していた人達が
ぞくぞくと他のMLM企業へ移動して行っているようです。

フォーデイズ、アシュランは対前年比数%の微増で、
成長は続けてきたもののそろそろ安定期になっていると考えられます。

ネットワークビジネス売上ランキングのトップ10社中、
6社が売上を落としているのは不況の影響もあると思われますが、
安定期になって組織が伸びなくなったディストリビューターたちが
これから伸びそうな会社へ移動して行っていることも
大手が売上を落としている要因だと思われます。

ニューウエイズから他社への移動

ニューウエイズ(Neways)社は2009年度、
売上を前年比-40%と激減させていますが、
今年になってからも高タイトル取得者の他社への移動が相次いでおり、
2010年度の売上が下げ止まるかは微妙な状態のようです。

さらに、ニューウエイズをやめて元トップリーダーの人達が
ストックオプションの件で会社に訴訟を起こしており、
最近も大きなグループ移動が続出しているようです。

少し前まではニューウエイズ創業者のトム・マウアー氏が作った
シズル社や、トム・マウアー氏の元妻のトリヴァニへ
グループ移動する人達が多かったようで、
ニューウエイズ社がシズルに訴訟を起こしたりともめていました。

次項有成功するためのネットワークビジネスの選び方

次項有ヨーロッパ最大級のMLM企業が2015年、ついに日本で本格展開スタート






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